介護職、始めませんか?

小さいお子さんがいるママさんも働きに出ていることもでてきました。
そこで、もし、自分も他のママさんと同じように働こうと考えているのであれば、高齢化社会となり最も人手を必要としている介護の仕事がおすすめです。

一口に介護といっても、さまざまな役割と分担があります。
老人ホームなどの施設へ従事する介護、一軒一軒お年寄りが居るお宅を訪ねる訪問介護、デイサービスのような決まった曜日にお年寄りが楽しめる介護があります。
たとえば、デイサービスの仕事は週に1~2回の入浴介助の介護などを行います。
数人のスタッフと共に利用するお年寄りの方の入浴をお手伝いする仕事になります。
入浴の短い時間を寄り添い、楽しく会話をして素敵な入浴だったと思える介護を目指していきます。
パートであれば、フルタイムで働くには体力的に厳しい方や小さなお子様がいる家庭、仕事との両立に憧れながらも難しさを感じている方、介護に興味があるのにいきなりフルタイムはちょっと大変かもしれないな、と言う人でもとても働きやすいと思います。
また、これは介護職に限ったことではありませんが、正社員や1日6時間以上かつ週3日以上働いているパートが利用できる時間勤務という働き方もあり、育児が終わったらまた前と同じように働きたいという人におすすめです。

自分に向いている介護を見つけて楽しく働けたら良いですね。
多種多様の介護職。
身に付けられるたくさんの教養と経験、お年寄りから学ぶ知識や、触れあいを大切にし、介護に携わってみるのも素敵なことだと思います。
介護に興味を持ったなら、まずは短い時間からでもいいので自分の負担にならないようにして働いてみませんか?
明るく元気に介護の仕事をしませんか?
自分が行く未来、将来の親の介護にもきっと役に立つはずです。

パートとの相違点

介護業界でも、産休や育児休暇後に復職して正社員として仕事が続けられるよう育児休業法に基づき時短勤務を利用できます。
満3歳までの子供を育てている方を対象に、1日に労働時間を6時間に短縮できる制度で、自分自身で会社側に申請するものです。
小さな子供の子育て中は、当然のことながら子供を保育園などに預けるため、時間的な制約があり出産前のようにフルタイム勤務や深夜勤務ができないため、それに配慮した制度です。

労働時間の短縮と同時に残業を行なわないことや残業時間の上限を決められたり、深夜勤務についての制限も請求できるようですが、会社によっては、雇用1年未満の方は対象外などの条件があることに注意が必要と言えます。
また、勤務時間が減った分は給与にも影響し、さらに残業手当や深夜手当などもなくなるためかなり支給額が減少してしまうようです。
この他にも時短勤務における注意点はあるので、利用する前にしっかりと調べておく必要があるでしょう。

時短勤務なら好きな時間に働けるパートの方が働き易く大差がないと感じますが、あくまでも正社員とパートという雇用形態が異なり、正社員は会社が守ってくれるということです。
福利厚生に関しては、パートの場合でも労働基準法に基づき一定の条件を満たした場合には、社会保険などの加入や有給休暇などは職場に義務づけられいますが、賞与や昇給などは正社員と同様ではないようです。
そのため、福利厚生があまり充実していない職場であっても、時短勤務を利用しそのまま正社員として仕事を継続することが望ましいと言えるでしょう。